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築地もしっかり冬の到来を感じるほどの気候となっております。
最近では正月商材も並びはじめ、場外市場には紅白のれんも飾られて、正月に向けて忙しなくなって参りました。まだ心は夏くらいなのでですが、、、
そこで今回は正月には欠かせないおせち料理に込められた願いをご紹介します。
”数の子”
ニシンの卵ということで、それぞれの親のニシン。
これを二親(にしん)となぞらえて、子宝に恵まれ、子孫繁栄を願っています。
*アレンジレシピ*
数の子を細かく刻んで、パスタに絡ませ、バターと醤油で味を付けたら、食感が楽しい和風パスタに!
”有頭エビ”
ひげが生え、腰が曲がっている姿から、お年寄りを連想させるので長寿を願っています。
そして、エビの脱皮の習性になぞらえ、出世を願うものとも言われています。
”昆布締め”
煮しめの結び昆布やニシンを巻いた昆布が一般的です。
「喜ぶ」との語呂合わせで、一家発展を願っています。
*アレンジレシピ*
鶏挽肉にみじん切りのネギ、酒、おろし生姜、塩、胡椒を混ぜたもので、昆布巻を包み、和風つくねに!
”田作り”
乾燥カタクチイワシを甘辛く煮詰めて胡麻をふりかけたもの。
その昔、田畑の肥料として使われていたカタクチイワシ。田を作るということから「田作り」といわれるようになり、田畑での収穫を祈っての五穀豊穣を願っています。
*アレンジレシピ*
味がしっかりついているので、ネギや人参と一緒にかき揚げに!
おせち料理にはたっくさんの料理があり、全てに意味を持たせている日本文化。
こういうことも和食が無形文化遺産になった理由なのでしょうね。